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15.Ⅴにおける分散和音アプローチ2

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さて、前回はⅤの部分でディミニッシュの分散和音を使うというものでした。

もうひとつビーバップでよく使われるのが、オーギュメントのトライアドです。

ディミニッシュよりもさらに”アクがつよい”オーギュメントは、分散和音としてラインに組み込むだけで

かなり特徴的なサウンドを作り出します。

では、まずオーギュメントのおさらいから、、。

オーギュメントのトライアドもディミニッシュ同様、展開するとほかの3つと同じ形になります。

06151_2 (クリックして拡大してください)

各三種類のオーギュメントは対称的な形をしているので、ひとつ練習すれば三つ練習したことになります。

仮にCメジャーのキーでⅤ、つまりG7のところで使うとするならGaugあるいはBaug,D#augを使うことになります。

以下、簡単な例です。

06153 二つの例ともⅡm7ではビーバップスケールを使用しています。 G7にたどり着いたときにはG7の分散和音を丸出して使用しています。

「0615-1.mp3」をダウンロード

以下の例はコルトレーンがマイルスと某アルバムのブルスで実際にえそうした例で

三曲目のDbブルースで、Ⅵ7で使っています。

06152 1分13秒くらいのところで、ブルースの二段目の後の二小節ですね。

非常にシンプルでいい使い方です。 その前のDb7の代わりにF7をつけて3度からの下りるビーバップスケールを使用しています。

では皆様練習してみてください。

「0615-02inEb.mp3」をダウンロード InEb

「0615-03InC.mp3」をダウンロード InC

「0615-04InBb.mp3」をダウンロード InBb

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