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05.コードとは テンションについて

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ここまで、ベーシックコードについて説明しました。

和音とは、、、、??

任意の音(Root)の上に3度ずつ音を積み重ねたもの

でした。

ということで、

Root→3度→5度→7度→9度→11度→13度

と13度まで積むことができます。

(なぜ13度までかはわかりますよね?? 現代音楽では15,17なども考えますがここでは一般的な範囲にとどめておきます。)

そこで

Root,3度、5度、7度  を ベーシックコード 

9度、11度、13度 を テンション 

呼んでいます。

テンションにはそれぞれ

9度→ b9 ナチュラル9 #9

11度→ ナチュラル11 #11

13度→ ナチュラル13 b13

があります。

どのコードにどのテンションが乗るかというのはコードによります。

コードの種類によってテンションの種類は変わるということです。

つまり、ラーメンでいうと

ベーシックコードは  麺、スープ

テンションは 上に乗せるトッピング

になります。

塩ベースのメジャーコードにバター(#11)というトッピングを乗せるとよりコードがゴージャズになる

という仕組みです。 当然、テンションはベーシックコードとの相性があるので、 何でも乗せれば

いいということではなく、 乗せるテンションによってラーメンの味が変わります

では、どの種類のラーメンに、どのトッピングを乗せるのか??

それは、後ほど説明するので、

結論、、、

テンションはコードをゴージャスにするトッピング

だと理解しておいてください。

つまり、コードトーンでなく、テンションを吹くと、おっ!!! 何やこれ??となるわけですね。

でも、やはりラーメンの決め手は麺とスープ、、、

あくまでもコードトーンを吹かなければそのコードの味はしません、、、。

ということで、コードトーンは重要です。

ここで和音のイメージについて少し述べたいと思います。

Chordimage

 テンションは ベーシックコードの上に積まれたものです。

上の図のようにテンションはベーシックコードの上に詰まれたものです。

つまり、サックスなど単音でテンションを弾くときは、低い音域ではきれいに響かないことがわかると思います。

Tenshonimage

低い音域でテンションを吹くとイメージは左のようになります。  テンションは乗せて何ぼのものでベーシックコード(の音域)よりも上で吹くときれいに響きます。さらにはきれいにテンション的なサウンドを作りたいときは三度で下から吹くとテンションのサウンドを作る事ができるわけです。

(デイブリーブマンがほげほげ吹いていてもそんなに気持ち悪くないのはソプラノの高い音域でテンション的なことばかり吹いているからです。同じことをテナーでやると結構気持ち悪いとおもいます)

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03.コードについて その2

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まず、ここまでで3和音について学びました。  

三和音はコードとしてだけでなく、ラインの中でもに頻繁に出てくる動きです。  展開系も含めて十分慣れておくようにしましょう。

で、最初のゴールは何か??

コードトーンが吹けるようになること

です。 コードトーンが吹けなければ、それよりも音の数の多いスケールを知っていて意味がありません。

Giant Stepsでもなんでも、自分の決めたテンポで分散和音で展開系も含めて吹けるようになることが、最初の大きなゴールです。 これができなければ、スケールを行ったりきたり、あるいはコピーしたフレーズをあてはめるだけなどのアプローチがメインになって、本当の意味でのアドリブはできません。 分散和音がきちんと吹ける、、、、非常に大切なことなのです、、、、、。

ということで、次は4和音です。  Root,3,5の上に7thを足すと、4和音のコード、いわゆる7thコードが出来上がります。

基本的には、2種類の三度(長三度、短三度)を上に積み重ねるだけですが、それ以外にも元のコードに無理やりbや#をつけた”変化音コード”というのも存在します。  いわゆる三度積みではないけど、コードとして考えようじゃないか、、という60年あたりから出てきたサウンドです。

これらを全部書き出すと

7thchord  (クリックして拡大してください)

これらをひとつづつ、展開系も含めて練習しましょう、、、、。  

Majorchord

左の例はメジャーコードでのバリエーションを示しています。 このように

各コードを練習しましょう。

しつこいですが、、、、、、 コード進行をみて、そのコードが何の音で構成されてるか見えなければアドリブはできません。  そういう意味でも、これらのコードを分散和音で吹くことは非常に重要です。

時間をかけて、ゆっくり丁寧にやっていきましょう。

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02. コードとは?

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アドリブをするには、まず文章の前に単語を勉強することからはじめましょう。 

つまり

コードとはなにか??  和音とはなにか? 

です。

意外にもコードの定義を知らない人が、多いのですが

コードとは

任意の音をRootにして3度ずつ音を積み重ねたものです。

猫がピアノの上に乗って弾いた音が和音に聞こえても、3度の積み重ねたもの、あるいはその展開系でなければコードとしては認められません。  

そんなこと知ってるよ、、、、と思うかもしれませんが、サックスなどの単音楽器でハーモニーを提示するにはこの三度というのが非常に重要です。   

((((((((((コラム、、、バリーハリスが言ってました。 三度はリズムを作ると、なのでビーバップなどのラインでは3度で音をとばしていろんなリズミックアクセントを作るうえで3度は基礎になります。さらに、バイトーナリティーを提示する上で三度は重要です。 オルタードスケールをあがったりさがったりするだけでは、メロディックマイナーてきなサウンドしかでません。 たとえばC7上ではスケールの種類を抜きにすると

Dd,D,Eb,F,F#,G,Ab,A,Bb,Cm.Dbm,Dm,Ebm,Fm.F#m,Gm,Am,Bbm,Caug,Dbaug,、Daug

などとてもたくさんコードがふけます。これを次から次へとすばやく変換していくと非常にモダンなサウンドになります。もちろん、組み合わせにもよりますが。))))))))))))))))

で、三度には二種類あって、

短三度、長三度

これらを組み合わせると三和音、、と呼ばれるものが出来上がります。

Chord1 (クリックして拡大してください)

これが、アドリブの入り口です。 まず、

コードを分散和音で吹けるようになる、、、、

つまり

分散和音吹くことで、コード進行を提示できるようになる。

ことが、必要です。

コードには展開系と呼ばれるものもあって、それを含めてまず三和音をすべて吹けるようになるといいですね。

Majortriad 画面はメジャーセブン,マイナーセブンのパターンが書いてあります。 すべての種類のコードで練習して

Triad2 実際のコード進行を吹いてみましょう。

Example2

例は第一展開形で示しています。 このように、コード進行に対してまず分散和音で吹けるようになることがアドリブの第一歩です。

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01. はじめに

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アドリブをするのにいったい何が必要でしょうか?  基本的に、、

コードとスケールの知識

です。 語学でいうところの単語と文法のようなところでしょうか。

しかし、、、単語と文法を知っていてもなかなか、流暢にはしゃべれないものです。

Cメジャーセブンで Aメロディックマイナーつかうとしていてもなかなか、スケールをあがったり下がったりしか

できないものです。

じゃあ、何が必要か????

アドリブの方法を考えることがひつようだと思います。

これはたくさんある可能性のいくつかです。

1. モチーフをベースに発展させていく

ブルースのテーマなどを考えればわかりやすいですが、同じ形のフレーズを繰り返して発展させて、、ということです。

2. ラインを作っていく

これがアドリブの中で一番主流だと思いますが、コードチェンジに対してバックでハーモニーがなってなくてもコードが聞こえるようにラインを作っていく方法です。

3. ペンタトニック、ヘキサトニックなどパターンで攻める(盛り上げる)

60年代以降、いろいろなサウンドが開発されていく過程で、元のハーモニーのテンション的な部分や違う調性を乗せていくようなパターンをつくる考え方が生み出されてきました。

4. コピーしたフレーズをあてはめる(Ⅱ-Ⅴパターンなど)

どんなプレーヤーにもボキャブラリーがあって、流暢なアドリブをするためにはたくさんもてばもつほど便利なものです、、。

もちろんもっとたくさんいろいろな考え方があると思いますが、 これらにコードやスケールの知識を駆使していろんなスタイルで自由に作曲していく、、、のがアドリブだと思います。

いろいろな考え方があるので、うまくまとめることは難しいですが、これらのことを勝手に徒然なるままに

述べてみようと思います。

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