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12.ビーバップスケールを実践、、、。

さて、皆様、、、、ビーバップスケールが考えなくてもすらすら吹けるようになったでしょうか???

もちろん、、、いや、願わくば、、、、12キーでです、、、、、、、。

そんな話きいとらんよ、、、、という方は、いまから練習してください。

それはさておき、最低でもGだけでは吹けるようになったと思うので、実際にⅡーⅤで使ってみましょう。

実際の例で示してみます。

05291

(クリックして拡大してください)

さて、コード進行を吹く上で、、、、

「コードトーンに解決する」

というのがルールですから、なにはともあれG7にたどり着いたときはG7のコードトーンにあたるように努力してください、、、。さらには、Cmaj7にたどり着いたときも、Cのコードトーンに解決しなければ人間の耳にはCmaj7にたどり着いたようには聞こえません。 

ということで以上のことを踏まえて、、、、。

例1

G7でルートにたどり着いたのでビーバップスケールでそのまま下がったら、Cmaj7の五度、、つまりGの音にたどり着きました。

例2

G7で3度にたどり着いたので、”1-2”のスケールを使って降りていきました。

例3

G7の五度、、つまり、Dから”1-2”のスケールで下がりましたが、、そのまま下がってしまうとFに解決してしまいます。 つまりCmaj7の4度、、ということでアボイドノートですね、、、。ということで、うまく3度のEに解決するように微調整しました。この微調整はとても重要です。 ただスケールを下がっていっても、コードトーンにたどり着くとは限りませんから、かなりの場合で半音階やアプローチノートを使って微調整が必要になります。なので、適宜、微調整してください。

例4

7度の音か”1-2”のスケールをつかってCmaj7の5度の音にたどり着きました。

これが、基本的なアイディアです。

しかし、いつもコードトーンに解決できるとは限りません。あくまでも、コードトーンに解決することが基本ですが、そうでないこともあります。 そのときのために、コードトーン以外の音からはじめることもあります。 それをG7上に限ってやってみましょう、、、。

05292

(クリックして拡大してください)

例1

ついうっかり、G7のナインスの音(2)の音に解決してしましました、、、。なので”2-2”のスケールを使って

下がっていきましたが、そのままだとCmaj7の中でもっとも解決感の薄い7度に行ってしまうので、微調整をしてルートに解決しました。

例2

ついうっかり、G7の4度の音に解決してしまったので”2-2”のスケールを使って下がっていきましたが、微調整をして3度にに解決しました。

例3

ついうっかり、G7の13度(6)の音に解決してしまったので、”2-2”のスケールを使って下がっていきましたが、微調整をして3度にに解決しました。

では、皆様練習してみてください、、、。

InBb Fast

In Bb Slow

In Eb Fast

In Eb Slow

In C Fast

In C Slow

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11.ビーバップスケールの練習。

さて、ここまでで、ビーバップスケールのルールについて説明しました。

即ち、、コードトーンから始まるパターンとコードトーン以外で始まるパターンがあるというわけです。

これをまとめると、、、、

Gbeopichiran_2 左の図のようになります。

 それぞれ二種類ずつありますから、一段に左と右にわけて書かれています。

 これを、たとえば左だけ、あるいは右だけ、、、あるいは左右入れ替えて全部練習しましょう。 

というわけで、カラオケをつくりました。 

まず左側のみです。

InC

InEb

InBb

今度は右側です。 Rootから始まるところのみ左側です。

InC

InEb

InBb

さあ、、皆さんもついうっかりビーバップスケールを吹いちゃう癖をつけましょう。

パーカーオムニブックにもあるように、このビーバップスケールはこの時代のソロの中では多用されます。

彼らは耳で、このスケールがコードにあうことを知っていたのです。

次回は、このスケールを使う練習をします、、、、。

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10. Ⅴはやはりビーバップスケール

さて、Ⅴで使えるスケールはたくさんあることを説明しました。

でも、40年代、50年代そんなことは誰も知ってはずがありません。

Mr.Jimmy HeathやMr.James Moodyにも聞いてみましたが、全部耳で聞いてやってた、、、といってました。

学校もあるわけではないですから、その当時、耳で聞いてやるには限られた情報しかなかったわけです。

では、Ⅴでは何をみんな吹いていたのでしょう??

オルタードでもリディアンでもありません。

ビーバップスケール

です。

フラット系だろうがナチュラル系だろうが、この当時はとりあえずビーバップスケールを吹いていたのです。

これは、昭和30年代のラーメン屋には”中華そば”というメニューしかなかったのと同じことです。

つまり、豪華に角煮が乗ってる訳でも、変わった具材がのってるわけでもないのです。

ただシンプルに中華そば、、、、、、

そう、、、、もちろんいろんなテンションを使ってもいいのですが、その前にビーバップスケールでシンプルにいくことが歴史の流れです。パーカーもコルトレーンもただビーバップスケールを上がったり下がったり、、、たくさんしています。

前置きが長くなりました、、、、

さあ、皆さんも当時にタイムスリップした気分でややこしいテンションなど忘れてビーバップスケールでアドリブをしましょう。

ビーバップスケールには決まりがあります。

1.コードトーン(R.3.5.7)で始まる場合

2.コードトーン以外で始まる場合

の二種類に分かれるのです。

そう、コードトーンか否か、、、が大きなポイントです。

そして、それぞれに二種類のパターンがあります。

つまり、それぞれ

コードトーンで始まる場合

1-1 クロマティックがR→7のみ

1-2 クロマティックが3→7

コードトーン以外で始まる場合

2-1 クロマティックなし

2-2 クロマティックが2→7

ということになります。 

あ~~文字で書かれてもわからん、、、という方が大半でしょうから

実際に譜面に書いてみます。 

まず、コードトーンで始まる場合です

Bebop1 今、C Majorのキーで考えるとⅤはG7ですね。

左のパターンはコードトーンから始まる場合ですから

G7のコードトーン、、、、G,B,D,Fから吹き始めるときは左の二種類のスケールのうち、どちらかを使います。

もし、1-1のスケールをつかうとして、コードトーンからはじめてみると

Bebop11 

左の図のようになります。 ただ、ふつうに降りただけです。

もし、1-2のスケールをつかうとして、コードトーンからはじめてみると

Bebop12  ルートから始まる場合は、ルートから三度まで普通に降りてきて、1-2のスケールを使えばいいのですが音域的に厳しいので割愛します。

ここまでが、コードトーンで始まる場合です。

ではコードトーンで始まらない場合は、、、

Bebop2  つまり、ラ、ド、ミで始まる場合は左のようになります。

では両方とももっと詳しく書くと

Bebop21 2-1

Bebop22 2-2

いったいなぜこんなことになってるのか、、、、それは簡単です。

コードトーンが拍の頭にくるように調整しただけなのです。

そうすることによって、このスケールを吹くだけでG7のサウンドがすることを昔の人は耳で知っていたのです。

オルタードだろうがなんだろうが、この入り口を外してしまっては意味がありません。 このスケールの意味を知ることで、オルタードのパッシングの入れ方もわかってくるからです。

今回はたっぷり情報がありましたが、Gだけでいいので、皆さんこのスケールをまず、、、理解してください!!!

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Vはオイシイ

さあ、ⅡからⅤまで辿り着けるようになりましたでしょうか?

(Ⅱではもっといろいろなサウンドが作れますが、とりあえずすべての概要を説明したいのでⅡでのお話はあとでまた戻ってこようと思います。)

ということで、Ⅴの話に進みたいと思います。

実は、、、、、、

Ⅴはオイシイ

のです。

Ⅴにたどり着いたら、わーい、、と思ってください。

たとえば、ステーキ屋にいくときのあの感じです、、、、。

ステーキを注文するときはいろいろ聞かれます。

お肉の種類は?

焼き加減は?

ソースは和風と洋風がございますが、、、。

付け合せは、下から三種類選べますが、、、。

音楽の話に戻ると、、、

スケールの種類はいかがいたしましょう?

ナチュラル系とフラット系がございますが、、

11はシャープをお付けすることもできますが、、、。

ミクソリディアン系ですと、クロマテイックを5つまでお付けした当店特別メニューがオススメですが、、、、。

など、

いろいろできるわけですね。

さて、ラーメンの話にするなら、、

要するに、トッピングの組み合わせの種類が豊富なわけです。

ここで、覚えていてほしいことがあります。

Ⅴ7ではトッピングの組み合わせ方、、、つまり、味わいは大きく二つに分かれます。

つまり

ナチュラルシャープ系(リディアン系)

フラット系(オルタード系)

の二つに分かれます。

ステーキのソースだと洋風か和風か、、みたいに、味が二極化されているわけです。

では具体的にみてみましょう。

Ajiwai7th

「7thajiwai.pdf」をダウンロード

上の表は、レストランでいうところのメニューです。

上に示されているスケールほど明るい浮いた感じのサウンドになります。

下に行けばいくほど暗いサウンドになります。

そりゃそうですよね、、明るい方にはシャープ系、ナチュラル系のテンションがたくさん入っているのに対し、下に行けばいくほど、フラット系のテンションが増えてきます。

実際に聴いてみましょう。

上から順番に演奏しています。

はっきり言って、これだけではわかりにくいです。

ただ、、なんとなく、お~~~~ちょっとずつかわっていくな、、、とか、暗いな、、とか思ってもらえれば結構です。 焼肉屋のメニューも、上から順番に食っていくとそうそう味が変わるもんでもありません。 しかし、順番ではなく、塩系メニューからたれ系メニューに飛ぶと一気に味がかわります。

ここで、理解していただきたいのは、

テンションは高々、数種類しかないけど、、組み合わせがかわると味もちょっとずつ変わって、それでいろいろできるんやなぁ、、、、

と思ってもらえれば結構です。

なるほど、、、だから、ジャズはおもしろいのか、、、、、

なるほど、、、だから、よくわからん音がいろいろ聞こえてくるのか、、、、

とそんな感じです。

そう、今日の結論は、Vにはいろんなメニューがある、、ということでした。

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