6.コードとスケールの関係   スケールのイメージについて

ここまでで、コード(ベーシックコード)には、テンションというトッピングの選択肢があることを説明しました。

基本的にはコードトーンを中心にアドリブをするのですが、

実際にはテンションやノンコードトーン(コードトーンでもテンションでもないもの)も含めてアドリブします。

たとえば、 Cmaj7にナチュラル9、#11、ナチュラル13を加えて考えるとします。

Chordscale

ということで、コードを並べ替えるとスケールができました。

これがコードとスケールの関係です。

つまり

アドリブにおいて、コードとテンションを決めるとスケールが決まり、スケールを決めるとコードとテンションが決まるのです。

つまり

コード⇔テンション

つまり

コードとスケールは一体なのです。

ということで、コードに対してはスケールを考えてアドリブをするのですが

大きな落とし穴があります。

というのも、スケールはぐちゃぐちゃに混ぜられたラーメンのように見えるのです。

つまり、一見何がコードトーンかテンションかわからないように、ぐちゃぐちゃに並べ替えられているのです。

おいしそうなラーメンというのは、スープと麺の上に、(テンションという)トッピングが、きれいに並べられています。 メンマ、卵、ナルト、ねぎ、、。

つまり、スケールもそのようにみることが大切です。

Chordscale2_2

スケール自体はただの音の並びですが、大切なのはコードトーン。

即ち、コードトーンとテンションが分けて見えるようなそんなイメージが必要です。

だって、ラーメン食べるときでもただ漫然と食べるのでなく、次はどれ食べようかな?? と思いながら器を見ているはずです。 コードトーンなのか、テンションなのか?? 

小生はダックスフンドを飼っていますが、彼はお皿の中にいろいろ入っていてもいっぺんに関係なく食べきってしまいます。 

知っているスケール、あるいは書かれたスケールをただうろうろするのは、彼のような食事の仕方に似ているような気がします。 

繰り返しますが、ただ漫然とスケールを上がったり下がったりするのと、この音から、、ときちんとわかって何かをするのには非常に大きな違いがあるとは思いませんか???

Chordscale3 左の例はよく見る、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰです。 ごく普通の、どこにでもあることが書かれています。

普通に見れば、ドレミファソラシド、、、、、

つまり

ドレミファソラシドだけでアドリブができるのです、、、、、、などど思ってしまうのが

大きな間違い

です。 

何故か?

そこにはⅡ、、、Ⅴ、、、Ⅰと三種類のラーメンが置いてあります。

ひとつひとつ、テンションも響きも違う別のコードです。

それをひとまとめにして、ドレミファソラシドか、、、と思うのは、

三種類のラーメンをそれぞれミキサーにかけて出来上がったものを見比べて、同じものか、、、、と思うようなものです。 

つまり、より良いイメージの仕方

Chordscale4

コードトーンが輝いています、、、。

つまり、同じ音の並びに見えても、各コードで意味が違うというのが良くわかると思います。

日本にはいいことわざがあります。

所変われば品変わる。

に中身は同じスケールのように見えても、コードによって各構成音は意味が違うのです、、、、。

言い換えれば、

3小節、ドレミファソラシドでOKと思ってしまうと、もはやコードは関係ありません、、、。

つまり、コード進行を厳密な意味で吹いていることにはなりません。

具体的な例を挙げれば

まずDm7でド~~~と吹いていてもG7ではシ~~かレ~~~に変えないといけません。

これがコード進行を吹く、、ということです。

もちろん、その間にスケール内の音を使うことは可能ですが、G7にたどり着いたときには

景色が変わっているのでいままの音がそのまま使えないのです、、。

よくいますよね、、、、

会社始まっても休みの気分が抜けてなくて、はしゃいで浮いてる、、あの感じ、、、。KYというのでしょうか。

Dm7で始まったドをG7でそのまま吹き続けるのはそんな感じに似ています。

そんな風にならないために

常にスケール内でもコードトーンを意識する、、

ことで、うまくうまくその場を切り抜けていくのがアドリブ、、、、、、、、、。

でした。

伝わったかな??

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